『宇治山田市史』によると伊勢の刳物技術は明治の初めに信州からやって来た職人より伝わったといわれています。
材料であるチシャの木や百日紅(さるすべり)が神路山(神宮林)や大杉谷で容易に入手できたことや参宮客に土産物としてもてはやされたことから大いに発展し、戦前は盆や煙草入れなどの日用品が作られ人気を集めました。
戦後はけん玉やヨーヨーなどの玩具が中心になり、プラスチック製品におされつつも今なお作られています。他の地方の玩具に比べ鮮やかな色彩が施されていることが特徴。
伝統工芸品名 | 伊勢玩具 刳物(いせがんぐ くりもの) |
使用時代 | 明治初~現在 |
使用材料 | 百日紅・チシャの木・塗料 |
特徴 | 他地方の玩具に比べ、鮮やかな色彩が施されている。 |
代表者氏名 | 住所 | 電話番号 |
畑井和也 | 三重県伊勢市宇治浦田3丁目3-30 | 0596-22-0065 |